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【2024/04/30 18:39 】 |
魔女ハンターパニックプレイログ
ゲームマーケットで魔女ハンターパニックというゲームを仕入れたので遊んでみました。

ルールブックは此方

台湾生まれのゲームなので、日本語訳に少々不安はありますが、まあ、大丈夫です。

このゲームは、おおざっぱに言えば、魔法少女たちが協力して魔女をやっつけるゲームです。
プレイヤーは各々の魔法少女を演じ、魔女を倒して行きます。
他のゲームと異なるのは「ゲーム中にダメージを負いすぎて、ソウルジェムが0になった瞬間、該当プレイヤーの勝利条件が魔法少女の勝利から魔女の勝利に変化する」点です。

このルール故に、魔女が有利になりそうなら、意図的に魔女からダメージを受けて自らを魔女化させる、魔女化をたくらむプレイヤーを無理やりグリーフシードで回復させるなどの複雑なプレイングが生まれています。

詳しくはルールブックを参照してください。

本来なら5人でやる所なのですが、人数不足により4人で遊んでみました。

ルールブック「4人で遊ぶ場合はマミとシャルロッテを除外してください」

わ、解ってるじゃねーかwwww
1回目のプレイ:
「奇跡も・・・魔法も・・・・ある・・・・・・んだよ?」

49はまどかを引きました。能力は一度だけ、他の魔法少女のダメージを除去できる能力です。

序盤から皆で協力して魔女を殴り倒して行きます。
露骨に裏切るプレイヤーが居ないので、皆で仲良くワルプルギスに挑むのかしら。

それはとっても嬉しいなって・・・・

思っていたのですが、引いたカードやら出目の悪さやらで、先程からダメージが蓄積されているキャラクターが1人。

杏子ちゃん。まさか君は私たちを裏切ったりしないよね?

とは言った物の、皆内心気付いていたのです。

このままではワルプルギスに勝てない!

と。

ワルプルギスに勝てないのなら、やることは一つ。そう、魔女化です。

ワルプルギスに出会う前にと、始まる魔女裁判。次々に傷つく魔法少女たちのソウルジェム。

「もうやめて、皆で魔女になっても、ゲームのルール上、皆敗北なのよ!」

その時です。まどかは自分の能力を思い出しました。

「そうだ、さやかちゃんを回復しよう!」

結局、まどかの持つ全ての回復リソースをさやかに注入。
さやかの魔女化を不可能にしてから、魔女裁判で自分のダメージを蓄積。

最後には魔女化したほむらちゃんからダメージを喰らい、まどかは見事に魔女化。

結局、さやか vs 魔女化したプレイヤー+ワルプルギスの構図に。

最終的に、さやか以外の全プレイヤーの勝利となった。

奇跡も魔法も・・・・あるの?



2回目のプレイ:
「まーどっかっ、まーどっかっ、まーどっかっ・・・」

皆で愛する街を捨てるなんて酷いプレイだ。というわけで、心を入れ替えて2度目のプレイ。
デフォ魔法少女がダメージを受けた状態からスタートすると、ワルプルギスに勝てる気がしないので、魔法少女は全回状態からゲームスタート。

今度は49は杏子をゲット。能力は他の人のダメージを代わりに自分が受けるというもの。

再び裏切るのに向いている能力だ。今度もサクッと魔女化するか?
と考えていた矢先に、恐るべきカードが!

最後に残った道しるべ:
まどかがワルプルギス戦で契約した場合、まどかの攻撃力を+∞する


まどかを人間のまま守り続けなければならない、まどか、ほむらの魔女化によって無効にされたりと、条件こそは厳しいカードだが、このカードを使えばワルプルギスなど一撃。

これは、見滝原の勝利フラグやっ!!

というわけで、全員でまどかをガードしながら魔女を退治することに。
というか、自分が裏切ったところで、まどかが人間でほむらが魔法少女である限り、ワルプルギスが即死させられてしまう危険が付きまとうため裏切ることができない。

杏子は序盤で大ダメージを受けたものの、ほむらのダメージを見はりながら、決死の防御でなんとか耐え抜き、いざ、ワルプルギス戦。

杏子の固有スキル発動。まどかをガードして自分がダメージを受ける!

この能力により杏子は死亡。その後、さやかも無念と散っていくものの、皆のまどかコールを受けながら、まどかの攻撃がワルプルギスに命中。

見滝原の平和は守られた。全員勝利!



3回目のプレイ:
「消えろ!美樹さやか!」

3回のプレイでは、一度も出番がなかったマミのカードを追加。代わりにほむらをリムーブしてみた。

49はさやかをドロー。固有スキルは「全ての回復カードを除外し、HPが0を切っていた場合魔女化する」という、まさに「あたしってホントバカ」なスキル。

余程カードの引きが良くない限りは裏切りだなこれは。

と思っていた矢先に、大ダメージを受けてしまったので、早々に裏切ることに。

さやか:「あたしって、ホントバカ・・・・」

と、次の瞬間!

まどか:「消えろ!美樹さやか!!!」

そう。まどかのスキルは、他の魔法少女のスキルの無効化だったのです。

あわれさやかちゃんは消滅。他の3人の魔法少女は結託し、ワルプルギスに挑んでしまったのです。

絶体絶命のワルプルギス。

1人だけワルプルギスを叱咤激励し続ける49。

頑張れワルプルギス。君の肩にはさやかちゃんの無念がのっかっているんだ!

親友に消えろと言われた、さやかちゃんの無念がのっかっているんだっ!!!!

するとどうでしょう。

ワルプルギスが魔法少女の攻撃を回避しまくるではないですか!

結局、10回の攻撃の7回を回避するという神プレイを見せ、ワルプルギスは勝利したのです。

さやかちゃんの1人勝ち!



【以下、個人的なゲームの感想】

世界観実装度:高
全員の協力勝利から、魔女化レースまで、引くカードによって幅広いストーリが展開されます。出てくるイベントも本編に即した展開から、変態淑女ほむらちゃんまで、マニア心を良く解った作品となっており、ファンなら何度でも遊びたくなるゲームです。

ゲームバランス:良(4人プレイ時)
各魔法少女の能力が特によく出来ています。無暗に魔女化を狙っても1人負けになってしまうし、かといって、何も考えずにワルプルギスまで迎えて勝てるほどワルプルギスも弱くはないという良いバランスになっています。

難易度:低~中
1手1手で選べる選択肢は良くも悪くもそんなに広くないです。
ボードの大局を見極め、魔法少女として戦うか、魔女として戦うかを考えねばならない一方で、各ターンでプレイヤーが選べる選択肢はそれほど多くないため、難易度はそれほど高くないです。
最適なミスをしても、プレイングミスをしてもある程度はカードの引きに依存してしまうのを、良いと思うか悪いと思うかは人次第でしょう。私は適正だと思います。

4人プレイ用のヴァリアントの勧め:
基本的に、魔法少女の人数が増えるほど、魔法少女が有利になる構築なので5人プレイ用に作られたであろうワルプルギスの夜は4人用だと少々強すぎる印象を受けます。

個人的には、3試合目のさやか vs 魔法少女ズは、さやかが早く勝負に出て、その勝負に負けた以上、もう少しさやか側の勝率が低い方が良いと言えましょう。

加えて、3試合目で49はプレイングミス(さやかの能力は安定して魔女化できる能力なのだから、もう少し魔法少女のまま、場をかき乱すべきだった)をしているので、ゲームバランス的にはさやかが負けるべき試合だったでしょう。

4人プレイ用、49のお勧めヴァリアント
・魔法少女はデフォルトでダメージを受けていない状態でゲームスタート
・ワルプルギスの回避を-1

さやか、杏子あたりの能動的魔女化は割と成功率が高いので、ある程度、魔法少女陣営を強くして、魔女化戦略をけん制したほうが良いでしょう。

【まとめ】
魔女ハンターパニックは名作です。皆さん是非遊びましょう。
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【2012/06/02 23:46 】 | ボドゲ | 有り難いご意見(0)
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